2006年5月25日(木)14:12

メルケル首相は依然EU憲法で神への言及を求める

ザールブリュッケン(AFP)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相(キリスト教民主同盟)はEU憲法の条文で神に言及するよう引き続き求める意向である。「私は個人的には、私たちがこのテーマでは態度を変えるべきではないと考えている」と首相は木曜日、ザールブリュッケンで開かれた第96回ドイツ・カトリック大会の席で語った。「ユーロや開かれた国境以上のものを−平和プロジェクトとしてのEU」という催しでは、メルケル首相もまたユーロなどの大プロジェクトを超えて、欧州連合に一層の信頼を寄せるよう求めた。首相は、EUでは絶えず欧州市民の信頼とその信頼で結ばれた国民国家の権限の委譲が問題とされる。EUはグローバル化の世界の中でなるべく声を揃えて主張する必要がある。私自身はEUを信頼している、と語った。「欧州から遠ざかれば遠ざかるほど、私は欧州市民になる。」

原題:Merkel setzt sich weiter fuer Gottesbezug in EU-Verfassung ein




トップへ戻る